マダム・マーシの西洋占星術活用術
さて「占い」といえば「当たる、当たらない」ばかりが論議されるものです。しかし、当てるだけが、いい占いでしょうか? 例えば、明日、死ぬ運命の人がいるとします。「あなたは明日死にますよ」というのが、優れた占いでしょうか。「残された一日を、精一杯生きるためにどうすればいいのか」を指し示すのが、本来の占いであると思います。 占いのうんちくは、専門書にまかせるとしましょう。 ここでは、さまざまな占いの知恵を、世紀末の現代人である私たちが、日常に役に立てるコツについて述べてみます。
マダム・マーシの西洋占星術活用講座 ●人間の二面性を知るてがかりとして、西洋占星術を活用しましょう! 人間は、誰しも二面性を持っています。外面と内面は違っていてあたりまえなのです。 西洋占星術では、人間の二面性を明確にしています。これは東洋系の占いにない、特徴のひとつです。合理性を重んじる、西洋思想が根底にあるからこそ発展した論理ではないでしょうか。 世の中は十二星座の占いが多くの人に知られていますが、これは、人間の内面の性格を元にしています。本式の西洋占星術では、外面にも十二星座をあてはめます。 よくいわれることに「あの人は、おとなしそうに見えて、中身は目立ちたがりだよ」という表現があります。この場合、西洋占星術的に判断すると、外面(アセンダント)は乙女座、内面(太陽)は牡羊座、ということがいえます。 同じ自分でも、 ●他者から見た自分(アセンダントといいます。十二星座で分けられます) ●自分から見た自分(誕生日で見る、通常の十二星座です) が存在するわけです。 「なぜ私は、こんなに性格は優柔不断なのに、頑固そうに見られるんだろうか」という疑問を持っている人は、「自分から見た自分」しか意識していないからです。 「他者から見た自分」を認識することで、人間関係で誤解を受けやすい人は、対処しやすくなります。 たとえば、あなたの星座が双子座で、双子座らしい性格だとしても、他人からは外面(アセンダント)の部分しか見えません。外面(アセンダント)が山羊座であれば、山羊座の特徴ともいえる『きまじめ』や『融通のきかない』印象が表に現れます。相手は、あなたを山羊座の性格ではないか、と構えながら話をすることで誤解を生じます。 それは、あなたにしても同じことです。相手の内面の性格はさておいて、外面から判断した性格で話をしますから、そこに二重の誤解が生じてしまいます。 ここで、ふたつ確認しておきましょう。 ●人は外面と内面では違う質を持っている ●人は外面で、その人の性格を判断し対処しようとする という点です。 人間の性格はもっと複雑な構造になっています。西洋占星術では、性格(太陽)気質(月)行動(火星)感性(金星)など、専門的に判断することができます。しかし、それはプロのテクニックで、一般の人には難解です。 相手はともかく、自分の外面の星座(アセンダント)を知ることは、社会生活を営む上で有力な武器となります。ぜひ、自分の外面の星座(アセンダント)を知ってください。そして、自分が『どのように見られているか』を常に意識してください。 例えば、魚座の外面(アセンダント)と獅子座の内面(誕生日の星座)を持っている人は、「わたしは、優柔不断そうに見えるけど、決断力はあるんですよ」というふうに、相手によって、言葉で誤解を解くようにしてもいいし、「そうなんですよ、自分でもハッキリしない性格で困ってるんです」というふうに、優柔不断そうに見える自分を利用してもいいわけです。 例 ●火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)をアセンダントに持つ人の特徴 気が強そうに見える。 自己主張が強そうに見える。 好き嫌いがハッキリしていそうに見える。 何かを頼んでも、断られそうに見える。 ●地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)をアセンダントに持つ人の特徴 おとなしそうに見える。 頑固そうに見える。 地味で保守的な性格に見える。 まじめで慎重な性格に見える。 ●風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)をアセンダントに持つ人の特徴 あっさりとした性格に見られる。 冷たい人、といわれる。 なんでも知っていそうに見られる。 いうことがコロコロ変わるといわれる。 ●水の星座(蟹座・蠍座・魚座)をアセンダントに持つ人の特徴 優柔不断に見られる。 気が弱そうに見られる。 わけのわからない性格だといわれる。 優しそうに見られる。 アセンダントを知るには、正確な出生時間が必要です。 出生時間のわからない方は、外見の特徴や近親者の出生年月日から判断して、ホロスコープ(出生時にどの位置に星があったかを示す図)を出す方法もあります。 (無断転載禁止) ホームページへ戻る